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キン太

Author:キン太
nvnstudioブログへようこそ!
代表のshinです。
ライブの応援・企画、CD/DVDの企画・制作、PAなどの音楽活動やそのついでの印刷などのデザイン、そのついでにやむを得ない宴会活動に積極的に取り組んでいます。
最近では自分もときどきですが売り出しています。
「鯛車しん」で月に一回、まき鯛車商店街で、ライブを行っています。
「キン太」としてキン太電気バンドでポップスを歌ってます。今度、ジャズストにも参加します。

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キン太御山歩倶楽部 深田久弥の日本百名山 第28座 燧ケ岳 初登頂

8月某日朝6時過ぎに家を出て寄り道をしながら関越道小出ICから奥只見シルバーラインを通って銀山平へ向かう。久しぶりの暗~い怖~いトンネルだ。そこからがまた長くそしてくねくねとダム湖の湖岸にほぼ沿って出入りを繰り返す厄介なルートを車で行く。ここを通るのは何十年ぶりだろう?などと考えながら…。
そのうち…といっても10時過ぎに御池(標高1513m)に到着。ここで自家用車を駐車。けっこう駐車場は埋まっている。ここでいよいよ山行スタイルに変身して10時30分発の尾瀬沼山峠行きのシャトルバス(500円)に乗る。以前は入山規制がなかったから沼山峠休憩所まで自家用車で行けたのだけれど…。大昔のことだ。
尾瀬沼山峠バス停(標高1699m)から沼山峠(標高1784m)を経て歩くこと約1時間。尾瀬沼東岸に到着する。今日は尾瀬沼ヒュッテに宿泊。午後1時がチェックインなのでしばらく時間がある。というわけでビールで乾杯。たった1時間歩いただけだが、ビールがうまい。おつまみの袋が膨らんでいる。やっぱ標高が高くなっているのがわかる。ビール

尾瀬沼ヒュッテの玄関前にはでっかい望遠鏡が設置してあり、俎嵓(まないたぐら)の頂上に立つ人を見ることができる。翌日登頂の際は絶対手を振ってやろうと決意するのであった。
チェックイン後、尾瀬沼ビジターセンター主催の「ミニツアー」に参加。尾瀬沼や燧ケ岳に関する学習をする。すこし雲行きが怪しくなってゴロゴロと雷の音がしだした。雨が降りだすようだ。
尾瀬沼燧岳
尾瀬沼から明日のぼる燧が岳をみる
蝶々
そのとき、きれいな蝶々がぼくのまわりにきて、なんと髭にとまりました。そばにいたいたカメラマンがすかさずパチリ。そして髭を離れ次に止まったのはなんと僕の唇。思わずプッと吹き出してしまい飛んで行ってしまいまいた。
夕食
で宿に帰って午後3時には風呂に入れる時間。ここでビックら!もちろん石鹸やシャンプーは使えないのだが、お湯が使い放題のような感じなのだ。長蔵小屋ではお風呂からひとり一杯だけお湯を汲んで身体を洗ってから入るというスタイルなのだが、ここでは制限がないようなのだ。長蔵小屋にしか泊まったことがないからか驚いてしまった。
午後5時には夕食。食堂ではご飯とみそ汁をセルフで盛るところに列ができている。というわけでご飯は後にしてまずは生ビールで乾杯。モリモリ食べる。それから早朝立ちなので翌朝食と昼食のおにぎり弁当を受け取って部屋へ。
夕日

といってももうすることがない。なので尾瀬沼に行って夕日が沈むのを見て、寒くなったのでもう一回風呂に入ってから、翌朝の支度をして床に就く。消灯の9時前に横になったが眠れるわけもなくしばらくうだうだ。雨が結構降っている。明日の道程が気になる。ただでさえどの本やパンフレット等にも「道はぬかるんでいる」と紹介されているルートを行くからだ。
それでもなんとか寝て(お前はいびきをかいて寝ていたともっぱらの話ではあった)4時起床。寒いくらいの夜で布団をしっかりかけて寝ていました。さすが標高1664m。

8月某日朝起きるなり「腹が減った」という仲間がいるので、朝食弁当を食す。腹いっぱいで歩くのは大変だし途中の見晴らしのいいところで食べた方がいいと思っていたのだが…。でも食べておいて正解だったようだ。
まだ薄暗いなか外に出てみると雨は止んでいる。よかった!宿の前には早朝出立組が出てきている。なかに山ガール5人組もいた。おしゃれな感じで20歳代半ばから後半?うれしい!足元にはスパッツ、ザックカバーも装着。見事です。この山ガールの尻を見ながら追いかけていこうと思ったのですが、この山ガールたちは只者ではなく追いつけないほどの方々でした。
僕らは雨はもう降らないとふんで、スパッツもザックカバーもなしですすむことに。5時30分出立。朝もやが尾瀬沼や湿原を覆っている。静かな時間が止まっている感じで美しい。シャッターを切る人たちがいっぱいでした。
出立

いよいよ尾瀬最高峰で東北最高峰の燧ケ岳に向けて出発。修行のはじまりです。尾瀬沼の北岸を少しすすむとすぐに長英新道の分岐があります。ここが「ぬかるんでいる」ルートなのだが、昨晩雨が降った割に思っていたほどでもなくホッとした。5.8㎞のコースのうち半分以上、3分の2くらいはだらだらののぼりとも思えない樹林帯をすすむ。樹林帯のなかの目印を見ながら歩いているうちは楽勝だと思っていたら次第に急坂に。いや~きっつい。それでもなんとかもう少しもう少しと思いながら歩き、森林限界を超えた時はうれし~!急に見晴らしがよくなりハイマツと隈笹の道をあるく。虫よけのハッカスプレーを結構たっぷりと吹きかけていたんですが、終始でかいハチのぶんぶんという羽音に悩まされました。
ところがその道の真ん中に黒い物体がこんもりと…。エッ!クマの糞!!やばいっ!早くいこ!!
熊の糞
ミノブチ尾瀬沼
 ミノブチ岳からみた尾瀬沼
ミノブチから俎グラ
 ミノブチ岳から俎嵓を見上げる
とするうちに「ミノブチ岳」に到着。燧ケ岳は5つのピークをもつ山でその一つだ。山頂という雰囲気はないがそこだけ禿げて平らな状態でケルンが積んであるのですぐわかる。「ここからもうひと踏ん張り」すれば「俎嵓(まないたぐら)標高2346m」につくはず。
しかしここからのひと踏ん張りには最後の最後に岩登りが待っていた。火山噴火でできた山で山頂付近は岩場なのでありました。自分でルートを見つけて手足を使って登りきると俎嵓登頂!
午前9時20分。コース標準タイム3時間30分のところ、4時間近くかけて登ってきました。しばし山頂からの景色、尾瀬沼を眼下に観て、二等三角点を確認。
柴安

続いて燧ケ岳最高峰である「柴安嵓(しばやすぐら)標高2356m」に向かう。荷物は俎嵓におき空身で。柴安嵓はすぐ隣に見えるピークなのだが、これまたピーク近くは岩場。それでもここまできたのだからとなんとかかんとか東北最高峰2356mを征服。俎嵓より山頂が広いので休むにはいいところです。360度パノラマ、ここからは尾瀬沼も尾瀬ヶ原も至仏山も見渡せます。尾瀬ヶ原の沼尻の休憩所もよく見えます。あいにくの暑さのせいでしょう、もやってまして、富士山までは見渡せませなんだ。残念。でも秋だといいかもしれませんね。
俎嵓にもどって、お約束の尾瀬沼東岸にある望遠鏡に向かって手を振りました。だれか見ていてくれたかな~?
山頂の登山者たちはみんな同じ目的をもってそれを達成した仲間たちでした。感動を共有する仲間たちでした。こころが軽やかになった瞬間でした。
尾瀬ケ原
 柴安嵓からみた尾瀬沼と至仏山
ここで腹減り病にかかったパーティーメンバーが10時30分にもかかわらず飯を食いたいと言い出し食べることに。そんなこんなで11時頃降りることに。天気が崩れるという予報もあったので早々に下山します。今度は御池(標高1513m)に向かって4.4㎞を歩きます。これがまたたいへん。岩場とがれ場と沢の岩だらけの難所を10㎏を超える荷物を担いで急降下していくのです。何度も足をひねりかけ膝がゴリって鳴るなどそのたびに集中集中と言い聞かせる。唯一、熊沢田代の景色だけが救いだった。そこを除けば難所ばっかし。ひいひい言いながらやっとこさ御池に到着。やった~!!!
熊沢田代
熊沢から俎
下山途中のがれ場ですれ違ったパーティーに最後の難関で今度は追い抜かれてしまうほどのスローペースでありました。で、なんとそのおっさんパーティーは、駐車場で車が隣同志という縁でもありました。

下界へ降りた時、はじめて自分たちがいままでいかに涼しいところにいたのかに気付かされました。いや~、暑さなんて忘れていましたもの。ただし上り下りをしているときは汗をたっぷりかいてましたので、飲料水は2ℓ担いで行きましたが見事飲み干してしまうほどでした。

で、帰りにだいろの湯につかってゆったりと体の疲れをいやして…と思って立ち寄ったら、夏休みの子供たちと家族で混んでいてびっくりがっかりしてしまいました。いや~急に「都会」にもどったら大変さで戸惑ってしまいました。

昨秋の尾瀬路は、ダム湖を遊覧船(40分)でわたって尾瀬口から御池までバス(50分)という手段で往復しました。今回はそれに比べると多少時間はかかるし楽ではないのですが、バス・船の時間に乗り遅れる心配がないように車で往復しました。若いころと違って体に堪えました。

さいわいにも捻挫は大丈夫だったようですが、左ひざに違和感が…。養生します。

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